北海道内で低家賃で住める一戸建て賃貸物件を探していたところ、偶然に支笏湖畔にある千歳市営住宅を見つけたので紹介します。家賃は1万円台前半と格安です。
はじめに
地域おこし協力隊への応募を諦めたので、制限なしに北海道内でカーボンフリーな生活を目指しての移住先として低家賃の一戸建て賃貸物件を探していましたが、前回は以下の函館市内の物件を紹介しました。
https://carbon-freelance.blogspot.com/2021/02/hakodate-ikkodate-chintai.html
この物件の近くに函館市営住宅も見つかりましたが、函館市内に在住の人しか応募できないので、低家賃で住みやすいとは思いましたが、函館市に移住した後でのことにしました。
市営住宅は家賃が安く設備が整っていて住環境が良い傾向がありますが、条件の良い物件は応募者が多いので抽選で倍率が高く、当選する確率はほぼゼロなのが現実です。
しかし、市外に住みながら応募でき、現況で空いていて、家賃が1万円台前半と激安の物件が支笏湖畔で見つかったので紹介します。
千歳市営住宅湖畔団地
以下のページを参考にしてください。
https://www.city.chitose.lg.jp/docs/7792.html
この内の丸1から丸3までは市内に在住の人しか応募できませんが、丸4の「単独随時募集」の住宅は市外に在住の人も応募が可能です。詳しくは以下のPDFを参考にしてください。
http://www.chitose-shieijyuutaku.jp/pdf/2020.4%20zuiji%20kohan_6_20_3DK.pdf
テラスハウスですが、家賃が11,300円から12,900円と格安なので、住み方を工夫すればカーボンフリーな生活を目指せそうです。
Googleマップは以下です。
ただし、都会生活に慣れた人など寒冷地の地方に住んだ経験が無い人が移住するのは、特に冬場はオススメできません。
自動車を所有しての生活費の試算
会社を退職してフリーランスになって広島市に移住してからは車を手放して、札幌市に移住してから現在も車無しで生活していますが、便利な環境なので特に車の必要性は感じていません。
しかし、上記の住宅に移住するとなると車は必須だと思われます。
そこで、以下の記事を参考に、生活費の試算をしてみましたので参考にしてください。
https://tax.salalive.com/parking/amp/post/car-parking-cost-city-hokkaido-chitose/
千歳市の1500ccクラスの自動車の維持費は、駐車場込みで概算19万円程度です。これには車検費用や重量税、保険なども含まれます。
今回の物件は駐車場が付いていますが、駐車場代は不明なので、仮に駐車場代が無料だと仮定して上記から駐車場代を引くと年間12万円になります。
・維持費: 約1万円(千歳市での月平均)
・ガソリン代:約5,500円(40リットル/月と仮定:一般的なガソリン車)
・車の購入費:約1万円(36万円の中古車を36ヶ月分割払い)
上記を合計すると、22,500円/月が車の所有と使用に必要な月額平均費用となります。
現在の札幌市のワンルームマンションの家賃と管理費の合計が34,000円ですが、今回の物件に住むとすると、家賃を仮に12,000円とすると、現状より22,000円ほど安く住めることに。
この結果として、ほぼ車にかかる追加費用と相殺できる計算になります。
一戸建て住宅に住むリスク
支笏湖畔はスキー場があるくらいなので豪雪地帯です。当然除雪が必要ですが、高齢者は業者に依頼するケースを考えると、これに7,000円/月以上を考えておく必要がありそうです。
カーボンフリーな生活を目指すと電気自動車になりますが、以下の記事などを参考にしてください。
https://carbon-freelance.blogspot.com/2021/02/ev-nissan-leaf-secondhand-car.html
燃費はガソリン車の約半分に相当するという試算がありますが、それは自宅で充電ができるとか条件が揃っている場合であり、外部の充電施設で急速充電する場合はかなり変動要因が大きいです。
また、ソーラーパネルで発電して電気代を節約できるか?など、北海道は積雪で冬場は固定式ソーラーパネルが使えない可能性があるなど、これもかなり変動要因があります。
そのあたりについては、今後情報収集しながらシミュレーションをしてみたいと思います。
まとめ
現在住んでいるマンションへの引っ越しは昨年2月の冬場に行ったので、いろいろたいへんでした。今回は移住するとしてもできれば6月以降の季節にしたいと考えています。
それまでに、函館市の物件や支笏湖畔の物件が空いているかは不透明ですが、何かを例に情報収集したりシミュレーションしたりするのは現実的な課題を明らかにできます。
高齢者のフリーランスが生活するには、支笏湖畔より函館市の市街地の方が何かと安心です。
今後いくつかのケーススタディーを繰り返しながら精度を高めてゆきたいと思います。
ではでは、きらやん
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